幼い頃から両親や祖父母に連れられて、よく旅行にでかけました。
旅行前になると指折り数えて当日を待ち焦がれていたのを、今でもはっきりと覚えています。
中学生になって初めての夏休みに、両親の協力もあり一人で小豆島へ旅に出ました。
なにぶん昔のことですので、行きたいと思った動機は忘れてしまいましたが
一抹の不安と一人で旅に出るという誇らしさを感じながら、小さなバックパックを背に大阪港からフェリーに乗り込みました。
この旅がわたしの人生における旅の原点であろうと思います。
わたくしも子を持つ親となり、当時の両親がわたしを心配する気持ちを抑えて、笑顔で見送ってくれたことに対して
今更ながらに感謝と尊敬の念を抱かずにはおれません。
旅先ではユースホステルに宿泊しましたので、
相部屋になった大学生のお兄さんや製薬会社にお勤めとおっしゃっておられた方が気遣い優しくしてくれたこと、
銚子渓からの帰りに山道で迷子になっていたところを、港まで送ってお土産まで持たせてくれたダムの職員さんのこと、
寒霞渓の頂上まで愛車のスポーツカーで連れていってくれた奈良のお姉さんのこと、
旅行中の出来事や出会い・美しい景色たちは、何年経っても色あせることなく、わたしの心の中で思い出として生き続けています。
この小さな旅をきっかけに旅好きなわたしの物語は、はじまりました。
気の合う友達や仲間と行く旅行・自分探しに海外や国内への一人旅・家族同士の楽しい旅行・職場や町内の親睦を深める旅行など、
旅には様々な形があります。
わたくしが思うのは、どんな旅にも同じものは一つとしてなく、そこには無限の可能性や感動が秘めていると信じてやみません。
長くなりましたが、このブログを通じて、わたしが今まで旅から得た情報や思い出に残るエピソードなどをお伝えしていけたらと思います。
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